ブログタイトルの『マッツン』って?

「マッツン」は、私が現在飼育している巻貝たちの中で、最も古株、かつ、最も個性的で、体も比較的大きな巻貝である。種類で言えば、タマキビに属する。おそらく、昨年10月20日から生き残っているのは、ほぼこの「マッツン」一匹のはずである。生命力が強いというか、精神的に図太いというか、マッツンは本当によく食べ、よく眠り、よく糞をする。まさに「快食快便」そのまんまのライフスタイル。

「マッツン」は愛称のようなもので、正式には「マツザキ」である。私がまだ飼育の仕方もよく分からないで困っていた頃、試しにと黒い焼き海苔を食べさせてみたら、ヤツはこれを食べて生き残った。食べない個体は、残念ながら死んでいった。(かわいそうなことをしてしまった・・・)

ふと気づくと、黒海苔のせいなのか、ヤツの体がやけに黒光りするようになっていた。これは、肌の黒さをウリにした某タレントさんにそっくりだというわけで、「マツザキ」と名付けた。友人からは「貝にマツザキなんて変」と言われてしまったが、人間のようなふてぶてしさを備えたヤツには、「マツザキ」という名前もしっかりと似合うのである。

呼ぶ側もだんだん面倒になり、「マツ」と略称したりしていたが、そのうち「マッツン」が定着してしまった。そんなわけで、このブログでは、「マツザキ」「マツ」「マッツン」といった名前が度々登場することになるだろう。どうぞよろしく。

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