一度は諦めかけたスガイが、生きていてくれた!

1つ前の投稿にあったスガイ(《「死因が分からない」という、辛さともどかしさ。》)だが、生きていることが確認できた。ただ、どういうわけか元気がないので、いろいろな海藻を食べやすい場所に入れてやって休ませて様子を見ている。背中をなでても反応がないのはほぼ死んでいると判断してもよい状態のはずなのだが、さっきはタイミングが悪く「爆睡」していただけかもしれない。今回は背中をなでて呼びかけると、ほんの少しだけフタを開いて顔を出した。まずは生きていてくれてよかった。このように、巻貝の生死はなかなか判別がつかないことが多いのである。

どうもここ数日、スガイの水槽がまた不安定である。大きなトラブルこそ起きてはいないが、残された3匹のスガイの「表情」がサエないからすぐ分かる。動きも鈍い。話しかけても反応があまりない。巻貝にも「顔つき」というものがある。それが読めるようにならないと、なかなか彼らの飼育は難しいかもしれない。理系の方々や現実主義者の方々からは「馬鹿げている」と一刀両断に結論づけられてしまいそうだが、巻貝たちにも「心」があり、それが反映される「表情」や「顔つき」といったものがあるのは間違いないと、私は半年間の飼育・観察の中で感じるようになっている。

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