(おまけ)能登のイチオシ!? マッツンの主 Now Under Construction(作成中) ブログとは直接関係はないが、私見による能登のおすすめスポットやおすすめの食べ物のご紹介。 私にとっては「能登=マツ」のようなところがあるので、全く無関係とは言えない。 リンクを取得 Facebook Twitter Pinterest メール 他のアプリ
ゼンスイ・TEGARU(テガル)レビュー:初日 マッツンの主 昨日から使い始めたペルチェ式アクアリウムクーラー、ゼンスイ・TEGARU(テガル)であるが、昨年からの新製品ということもあって出回っている情報も少ないので、気づいたことを少しずつレビューしていこうと思う。まずは昨日、初日の分。 昨日夕方に開封。設置には1時間弱というところか。思ったほど設置は「手軽」ではなかった。本体の大きさが違うだけで、ホースの配管の仕方などはおそらく本格的なチラー式とほぼ同じだと思う。そもそも水槽用のクーラーなどというものを今まで使ったこともなければ、原理すらよく分かっていないのだから、紙1枚の両面にビッチリ小さな字で書かれた説明書を読んでも、最初はチンプンカンプンで不安になった。ゼンスイはせめてTEGARUに関しては、もうちょっと初心者にも分かりやすいように、大きめの文字でカラーの説明書くらい付けてもいいのではないだろうか? ↓TEGARUの取扱説明書はコチラ。 http://www.zensui.co.jp/wp/wp-content/themes/zensui/pdf/manual_pdf/tegaru_torisetu.pdf TEGARUはスタイリッシュに見せるためなのか、内径8ミリの細めのホースを使用する。これは最初から1.8mのものが付属していた。私の持っているカタログには2.3mくらいと書いてあったはずだが、昨年のものなので長さが変わったのだろうか? 1.8mでINとOUTの2本分を確保するのはかなりギリギリであり、これにはかなり不満。せめて2.3mは欲しかった。 しかも、内径8ミリのホースはアクアリウムでは一般的とは言えない。最も汎用性の高いものは内径12ミリだ。このホースを、以前から使っているポンプ、カミハタ・リオプラス800に接続するのだが、当然ながら、リオプラスは内径12ミリのホースを必要とする。そのため、TEGARUとの接続には「異径ジョイント」という変換プラグのようなものを使わなければならない。 ↓私の使っているカミハタ・リオプラス800と同じもの。50Hz用と60Hz用に分かれているので注意が必要。 TEGARUには親切にも最初から異径ジョイントが2つ付属しているが、これを使うと流量が落ちるので、やはりホースは一般的な内径12ミリを使って欲しかった。実際、リオプラスは8L/分なのに 続きを読む
イシダタミの飼育は難しい。 マッツンの主 現在、イシダタミ、スガイ、タマキビ、アラレタマキビの飼育を行っているが、最も難しいのがイシダタミの扱いである。磯の巻貝の代表的存在であるにもかかわらず、彼らはけっこうシビアな飼育環境を要求するのだ。 イシダタミたちは基本的には「デトリタス」といって、生きものの死骸やら海藻の腐ったのやら、そういった海の「ゴミ」のようなものが濾過されて「ドロ」のようになって岩についているものを食べたり、岩についた目に見えないような小さな藻類を食べたりする。 この「デトリタス」は、人工的な環境の中ではなかなか意図的に作り出すのが難しい。しかも彼らはかなりの大食らいであるから、水槽の中でオマケ程度にちょこっとできたデトリタスぐらいでは、すぐに食べ尽くしてしまうのである。 微小藻類についても同様で、岩についた藻類を人工的に繁茂させることは不可能に近い。大掛かりな装置を使える研究機関などならともかく個人レベルではまず無理である。 だから、イシダタミのエサについては、いつも頭痛の種だ。ここ1~2ヶ月で大きいものから死んでいってしまったことを考えると餓死の可能性が高く、飼い主として大変責任を感じている。 イシダタミは、人間の目から見るととてもきれい好きである。つまり、水槽の汚れをピカピカにしてくれる。働き者で、眠る時以外は水槽内を素早く動き回って、ガラス面をピカピカに磨き上げてしまうのだ。 一方、マッツンの属するタマキビたちは、人間の目から見たら怠け者である。与えられたエサは何でも食べるが、水槽内の掃除はほとんどしない。だから、彼らの水槽は、次第にガラスが曇って汚くなってきてしまう。 そこで、ある時思い切って、タマキビの水槽とイシダタミの水槽を入れ替えてみた。すると、タマキビたちは「きれいになった!」と大喜びし、イシダタミは「食糧がたくさんある!」と大喜びし、ウインウインの関係が成立。やせ細っていたイシダタミたちも、無事復活したのである。 ホッとしたのも束の間、それから1ヶ月ほどたった先週、イシダタミたちの水槽がまたピカピカになってしまい、再びやせ細りだした。 これはいかんと、タマキビ同様にあまり掃除をしないスガイたちの水槽と入れ替えを行ってみたところ、これがどうもうまくいっていない。水槽の安定を欠いてしまった一因はこの入れ替えかもしれないのだが、イシダタミたち 続きを読む
ゼンスイ・TEGARU(テガル)レビュー:2週間目 マッツンの主 まだ2週間目?と意外に思うほど、すっかりマツたちの生活に欠かせない存在となってしまったTEGARUである。 梅雨の晴れ間。今日の東京は暑かった。カーテンを閉めていても、カーテンを触るとすごい熱。午前中、一応はカーテンを開けてはみたものの、あっという間に室温が29度を超えたので、これは危険と、今日は水槽のある部屋のカーテンを一日中閉めていた。カーテンを閉めていても水槽の窓際部分は熱くなるので、車のフロントガラスなどによく使われる銀シートで断熱してみた。すると室温も27度台まで下がった。 TEGARUがあまりにも小柄で頼りなく見えるので、チラー式のZC-100αに買い換えることを前提で「お試し」購入しただけのつもりだったが、意外や意外、このTEGARUは思いの外頑張ってくれている。しかも「頑張ってますよ~」アピールをほとんどしないこの謙虚さも、なかなかオシャレ。というか、単に影が薄いというか・・・ たしかに、今日のような暑さの日は稼働時間は長い。だが、水温は確実に下がっていくし、設定温度に達すればピタッと止まって休むべきときはしっかり休んでいるから、無駄に稼働している感じはまったくない。力の弱い窓枠エアコンとの併用であっても、銀シートを併用することで室温は十分下がるので、ひょっとしたらこのまま夏を越せてしまうかも・・・と感じるようになったのも、ここ数日のこと。 うーん、それでもやっぱりZC-100αも使ってみたいのだ。贅沢な悩みである。能登との絆である車も予算の半額で車検に通り、お金も浮いた。だからなおさらZCを買ってみたい・・・でも実際には必要ないのでは?と、また悩み始めている。 ペルチェ式クーラーを叩くアクアリストは多い。しかし少なくともTEGARUはけっこう使える。私はもちろんゼンスイの回し者などではない。アクアリストと名乗れるほどの知識も経験もない。小学生の自由研究の延長みたいにして、大好きな能登の巻貝と一緒に暮らしているただの「変人」である。 もちろん各人の水槽の状況や環境にもよるから、一概には言えない。誰かの参考になればと思うので、少なくともこの環境ならTEGARUは有効であろうという意味で、以下に私の飼育環境を記しておく。 <私の飼育環境> 1.タテ・ヨコ44センチ、深さ34センチのアクリル容器を使用。フタがまだないので 続きを読む