水替え用のポンプ、再び。

先日、アクアリウム用の水替えポンプを買ってきたらうまく行かなかったと書いた。その後、再度ダイソーに行き、灯油用のポンプと全く同じ形をしている「水用ポンプ」というのがあったので迷わず購入した。まさにイメージ通りの商品だった。「灯油用」と「水用」とポンプの機能として何が違うのかさっぱり分からないが、目で見てはっきり分かるのはポンプ部分の色が赤ではなくて白の透明だということだ。

このポンプがけっこう使えるので助かっている。きちんとした水替えをするのには、もちろん岩組みも全部外して今まで通りのやり方でやったほうがいいだろう。しかし、私の気力・体力や時間に限りがあるときには、貝たちの命もかかっていることだし、取りあえずこのポンプで一部の換水を行っておくとだいぶ違う。「忙しいのに水替えの時間がない!」という状態のとき、私の精神衛生上、助かる部分も大きい。

貝の場合はガラスや岩にくっついているから、魚のようにポンプに吸い込まれてしまう心配がない。そういう点では、特にアクアリウム用のポンプである必要はないのだ。何よりも、冬場に石油ファンヒーターを使っている私は、灯油ポンプには慣れ親しんでいるから扱いがしやすい。また、「水用」だとポンプ全体が白の透明だから、異物が中に入り込んでいないかの確認も楽である。

今朝はマツたちタマキビの入った#2のボトルの換水を行った。水替え用のタッパーがあるので、そこにポンプの先っちょを入れておいて、ボトル内の岩の間にもう1本の先っちょを差し込む。あとはポンプをシュパシュパやれば、どんどんボトル内の海水がタッパーに出てくる。3分の1程度の水が出てきたところで、底に落ちていたエサでまだ新鮮なものを拾い上げ、ボトルに戻す。そして水は捨て、新しい天然海水と人工海水を元の水位まで入れてやれば完成。数分しかかからなかったと思う。今まではきちんと水替えをすると、1つのボトルにつき15分から20分は確実に必要だったから、革命的である。

タマキビたちはあまり水槽内の掃除をしないので、底砂がものすごく汚く臭うようになりがちだ。これから夏になるにつれ、この傾向はもっとひどくなるかもしれない。その場合は、このポンプを使った応急処置的な水替えだけでは間に合わなくなってくるだろう。マツたちの様子を見ながら、底砂を軽くすすぐところまでやる本来の丁寧な水替えの頻度も検討する必要がある。

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