具合の悪い貝が続出。元気なうちに能登に帰せなかったことを悔やむ。

能登から帰ってきてこの1週間のうちに、アラレタマキビ4匹のうち2匹、イシダタミ5匹のうち1匹、スガイ5匹のうち1匹の具合が悪くなり、どうやら死んでしまったようだ。

どうやら・・・というのは、巻貝の生死の確認はとても難しいからだ。彼らは生きていても、フタを閉じて休んでいる時もけっこうある。飼育初期の頃、死んでしまったと思って、能登の海に帰しに行こうと別の容器に入れておいたら、いつの間にか元気に動き回っていたことがあって、随分慌てた。

はっきりと死んだかどうか分かるのは、次第に独特の臭いを立て始めるときだ。だから、それまでは水槽の中にできるだけ入れておくようにしている。水質の悪化は防がなければならないから、臭いを立て始めたら、すぐ取り出す。

もし死んでしまったのだとすると、これで現在生き残っているのは、タマキビ5匹、アラレタマキビ2匹、イシダタミ4匹、スガイ4匹の15匹となってしまったことになる。いつの間にか、随分と寂しい水槽となってしまった。

どんなに小さな生命でも、一匹一匹の個性と付き合って一緒に暮らしているので、その死には大きなショックを受ける。そしてその度に、私にもっとできることはなかったのだろうかと胸を痛める。

あのときもう少しエサをやっていればよかったのではないかとか、あのとき水替えをしていればよかったのではないかとか、水槽の入れ替えをしたのがいけなかったのではないかとか・・・さまざまな後悔が湧き起こってくる。

私が3月の末から1週間、能登に出かけて留守番させたこともまずかったのではないかと思うと、とても辛い。あの時、一緒に能登に連れて行って、海に帰してきてやればよかったのだろうかと思い悩んでいる。

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