タマキビ・アラレタマキビ・スガイ・イシダタミのエサ(番外編もアリ)

いずれの貝も岩の藻をかじるし、本当はそれを一番好んでいると思う。だが、人工の環境下では岩の藻を常に十分に供給することは至難の業である。普段どんなエサをやっているのかを以下に記す。

<タマキビ・アラレタマキビ>

タマキビたちは比較的何でも食べてくれるし、食べつけないものでも積極的にチャレンジする。かなりの「食いしん坊」である。

1.干しわかめ

海水でやわらかくして与えている。最初は輪島の朝市で購入した地物の干しわかめを与えていたが、どうもマツはどこでも買える中国産干しわかめのほうが好物らしい。輪島の朝市のおばちゃんに申し訳ない、フクザツな気分である・・・

2.干しひじき

マツの大好物。アラレタマキビも喜んで食べる。海水でやわらかくして与えると、周りの黒い部分のみをかじり取って中身は残すことが多い。

<スガイ>

今のところスガイは青海苔と岩の藻だけである。心配だが、取りあえず元気でいてくれるのでこれで様子を見ている。

1.青海苔

100均で買ったものだが、とても香りがよい。書籍ではスガイは手の加わった海藻は食べないとのことだったが、この青海苔は香りにつられるのか口にしてくれる。

<イシダタミ>

イシダタミのエサが難しいことは以前の投稿で書いた通りで、いまだに答えが見つからない。彼らはけっこう「グルメ」な気がする。

1.干しわかめ

海水でやわらかくして、ガラス面に貼っておく。一口くらいは手をつけるが、やはり岩の藻がいいようで・・・

2.青海苔

スガイだけでなく、イシダタミもたまに口にしている様子だが、彼らの場合はある程度水に溶けてぐちゃぐちゃになっていないとダメ。一口でたいてい「もういらな~い」という感じになる。

<番外編>

1.黒い焼き海苔

最初、右も左も分からずに飼い始めた時は、おむすび用の普通の黒海苔を入れてやっていた。もちろんこれは食べない個体が多くて、長続きはしなかった。マツだけはこれを食べて生き残った。ヤツはかなりの「大物」だと思う。

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