マツの大好物――「わかめ美人」

以前にも少し書いたが、生の海藻が手に入らない場合にマツが好んで食べるものの一つは「中国産乾燥ワカメ」である。輪島の朝市で手に入れた奥能登産の乾燥ワカメよりも、この日本全国どこでも手に入る安価なもののほうがはるかにお気に入りらしい。いや、もしかしたら生の海藻よりもマツのお気に入りかもしれない。奥能登から仕入れてきた生の海藻よりもこの乾燥ワカメを入れてやったときのほうが、即座に食べ始めるからだ。いったいその理由は何なのかマツに一度でいいから聞いてみたいのだが、さすがにこればかりは人間の言葉のしゃべれないマツから直接聞くことはできずにいて、大変もどかしい。

さて、私のように磯の巻貝を飼ってみたいとか、磯の巻貝がかわいくてかわいくて仕方がないとかいう「酔狂な方々」のために、今日はその製品名を具体的にご紹介しようと思う。製品名は「わかめ美人」というものだ。大きめのスーパーや、食品も扱っているドラッグストアならば、おそらく全国どこででも手に入る製品と思われる。もし近所の店には置いていないということなら、下記のリンクからアマゾンで購入も可能だ。値段も200~300円程度とお手頃である。100g入っており、私の場合はタマキビ5匹にメインのエサの一つとして与え続けているのに、半年たっても半分も減らないからコストパフォーマンスも最高である。



それにしても、この製品名がどうしても気になってしまう。マツは「美人」になりたいのだろうか? う~ん、分からん・・・ カルシウムなどの栄養分がかなり含まれているというのがウリの製品なので、マツの欲する栄養素がたくさん含まれているのかもしれない。もちろんマツだけでなくほかのタマキビたちも食べてはくれるが、この製品への食いつきっぷりが尋常でないのはマツだけである。

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