水槽の状態が不安定。アラレタマキビが弱り出す。イシダタミの水槽も・・・

ブログを立ち上げたばかりだが、実は文章なぞ書いていられる状態ではない。ここ数日、水槽の状態は決してよいとは言えず、弱っている個体も2匹ほど出ている。

この個体はアラレタマキビという種類で、タマキビと全く同じ形をしているが、そのミニチュアである。決してそれ以上には大きくならない。小さくても生命力はかなり強く、ここまで数ヶ月、特に問題もなく一緒に暮らしてきたのだが、先週、1週間ほど能登に出かける用事があり、留守番させている間に体調を崩してしまったようだ。

帰ってきて真っ先に水槽の状態をチェックしたのだが、アラレタマキビのうちの1匹は、白い体を出した状態で岩の上に寝そべるようにしていた。文字通り「のびている」感じだった。こんな状態を見るのは初めてで、とても不安になった。もう1匹は、ここ数日で弱ってしまい、水槽の底に落ちているところをレスキューした。

現在は取りあえず、転がり落ちる心配のない岩の上に乗せてやり、能登から持ち帰った海藻類をすぐそばに置いて、食べやすいようにしながら様子を見ている。

エサはあらかじめ旅行の前にしっかりと食べさせ、旅行の前日に水替えをしてからは、留守中の水質の悪化を防ぐため、エサを入れないようにしていた。温度の大きな変化がないように、断熱シートで覆った段ボール箱の中にボトルを入れていった。以前も同様にして1週間ほど留守にしたが、問題は起きなかった。だから、はっきりとした原因が分からないでいる。

そうこうしているうちに、今度はイシダタミの入った水槽が非常に不安定になり始めた。目に見えて水質が悪化しているとは思えないのだが、別の水槽に移してやると元気になるところを見ると、やはり何か水槽そのものに問題があるとしか思えない。塩分濃度もPH値も臭い(水質の悪化は臭いに表れることが多い)も悪くないのだが。

そんなわけで、ここのところ毎日のように水替えやら、水底でもがいている個体のレスキューやら、水槽の入れ替え(別の種類の入っている水槽と取り替えて、以前うまくいったことがある)やらに追われて、精神的にもかなりプレッシャーだし、睡眠不足にもなりかけている。旅行の疲れがまだ取れていないだけに、かなりきつい。

それでも、私にとって、この貝たちは本当にかわいくて仕方がなく、かけがえのない存在なのである。自分の都合で能登の海から連れてきて、自分の生活に付き合ってもらっているのだから、どんな犠牲を払っても、この貝たちを救ってやりたいと必死になってしまう。

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