ソーセージパン
このところ仕事で夜遅くなることが多く、そうするとどうしても夕食は簡易的に済ませられるものばかりになる。一応、残っていたご飯を温め、予定していたレトルト系のものを食べたが、どうにも簡素で満腹感が得られず、明朝のためにと買ってきたウインナーソーセージをはさんだパンを食べることにした。
パンを温めながら、お茶を入れようとお湯を沸かしたりもしていたので、それを待っている間、今日も涼しいからと、ふれあいの時間を増やすために、TEGARU(テガル)導入以来あまり機会がないのだが、マツのボトルを寝室に持ってきていた。
ソーセージパンが温まり、お茶も入れて、部屋に戻り、ボトルの前でソーセージパンを食べようとすると・・・ボトルのガラスに張り付いて、じっとこっちを見ていたマツが、何やら興味津々な様子。
試しにパンをマツのすぐ目の前まで持っていくと、お得意の「首かしげポーズ」が飛び出した。このポーズを取る時は、マツが何かに興味を強く持ったり、誰かの関心を引きたかったりする時である。
さすがに食べたそうではなかったが、嗅覚が優れているから匂いはしただろうし、嫌がるどころか身を乗り出しているところを見ると、「何だか海藻とは随分違うけど、これはこれでおいしそうだなあ。ヌシは面白いものを食べるなあ」とでも思っている風である。
ふと気づけば、寒いせいなのかボトルの奥に潜ってしまって行方不明だった名無しちゃん(当初ミドリだと思っていたが、ミドリは別のところにいた)までもが、ソーセージパンに興味を示してすぐそばまで寄ってきているではないか! これは偶然とは思えない。
巻貝たちにソーセージパンを食べさせる勇気はないが、彼らが何らかの形で興味を持ち、それなりにおいしそうだなと感じ、それをうまそうに食べるヌシをじっと観察しているのは確かであった。実際、私がパンを食べ終わると、マツは宙返りして後ろの岩に張り付いて、どこかへ行ってしまったのである。
パンを温めながら、お茶を入れようとお湯を沸かしたりもしていたので、それを待っている間、今日も涼しいからと、ふれあいの時間を増やすために、TEGARU(テガル)導入以来あまり機会がないのだが、マツのボトルを寝室に持ってきていた。
ソーセージパンが温まり、お茶も入れて、部屋に戻り、ボトルの前でソーセージパンを食べようとすると・・・ボトルのガラスに張り付いて、じっとこっちを見ていたマツが、何やら興味津々な様子。
試しにパンをマツのすぐ目の前まで持っていくと、お得意の「首かしげポーズ」が飛び出した。このポーズを取る時は、マツが何かに興味を強く持ったり、誰かの関心を引きたかったりする時である。
さすがに食べたそうではなかったが、嗅覚が優れているから匂いはしただろうし、嫌がるどころか身を乗り出しているところを見ると、「何だか海藻とは随分違うけど、これはこれでおいしそうだなあ。ヌシは面白いものを食べるなあ」とでも思っている風である。
ふと気づけば、寒いせいなのかボトルの奥に潜ってしまって行方不明だった名無しちゃん(当初ミドリだと思っていたが、ミドリは別のところにいた)までもが、ソーセージパンに興味を示してすぐそばまで寄ってきているではないか! これは偶然とは思えない。
巻貝たちにソーセージパンを食べさせる勇気はないが、彼らが何らかの形で興味を持ち、それなりにおいしそうだなと感じ、それをうまそうに食べるヌシをじっと観察しているのは確かであった。実際、私がパンを食べ終わると、マツは宙返りして後ろの岩に張り付いて、どこかへ行ってしまったのである。