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放置してしまった宇出津と輪島の生ワカメ、セーフ。

先日、うっかり冷凍庫から出したまま放置してしまった宇出津と輪島の生ワカメ であるが、どうやら無事だったようである。 香りが多少落ちたのか、あるいは変化したのか、ボトルの中に入れてやると最初はマツたちもちょっと警戒モードだった。だが、こういう時に強いのが「空気が読めない」のが身上(?)の ダラちゃん である。他の貝たちが警戒していても、お腹が空いていたのか一人だけ何食わぬ顔をしてトライ。黙々と食べ続けていた。 それを見ていた他の貝たちも「それなら自分も」とばかりに次々と食べ始め、みんなであっという間に平らげてしまうようになった。むしろ、放置事件以前よりもこのエサの人気が高まったとすら言える。以前から薄々気づいてはいたが、不思議なことに多少朽ちたくらいの海藻のほうが彼らには人気があるようなのだ。 「空気が読めない」のもこういう時にみんなの役に立つなあと、変なところで感動してしまったヌシである。かく言うヌシこと私も「空気が読めない」のが身上(?)のため、ダラちゃんには密かにかなりのシンパシーを抱いているのだ。 何はともあれ、大切なマツたちのお気に入りのエサを台無しにせずにすんで、本当によかった。

マツの大好物の宇出津の生ワカメを・・・しまった!!(エサやり)

昨日夜(15日)、マツたちのボトルを入れた水槽前を片付けていたところ、あり得ないものが落ちていた。冷凍庫に入っていなければいけないはずの、宇出津と輪島の生ワカメの袋である。 この前、ワカメを解凍して入れてやった時に、どうやら戻し忘れたらしい。だがそれが前日(14日)のことだったのか、前々日(13日)のことだったか、さっぱり思い出せない。前日ならまだしも、前々日だったらさすがにアウトだろう。 既にこの生ワカメはかなり手持ちの残量が少なく、次のシーズンに手に入れるまでは希少品である。しかも、こういったものはタイミングもあるので、次のシーズンに能登に出かけたからと言って確実に手に入れられるとは限らない。実際、このワカメは昨春のもので、今春は宇出津のワカメは手に入らなかった。だから余計大切にしていたのである。 ここのところ非常に忙しく、心に余裕がない日々が続いている。冷凍庫に戻し忘れたのもそれが一因だろうが、エサをやった日すら思い出すことができないとは、情けない。生モノをこんな暑い最中に部屋に放置だなんて・・・と、大ショックだった。 特に宇出津の生ワカメはマツの大のお気に入りで、他の貝たちにも人気の高い大定番のエサ。これのおかげで彼らの生命はつながれてきた、と言っても過言ではない。エサを駄目にしてしまうということは、長期的に見ればマツたちの生命を脅かすということに直結している。 半泣き状態ですぐに冷凍庫に放り込み、温度を急激に下げて再冷凍を試みたが、果たして無事なのかどうかは次回エサをやるまでは分からない。少なくともニオイを嗅いだ限りでは、決して腐っているという感じではなかったのだが。 夏の海に浮かんでいる海藻も、水に浸かりながら長時間暑い日差しにさらされている。それでもすぐに腐るわけではない。だから、海藻は意外と常温でももつものなのかもしれないと信じたい気持ちでいっぱいだ。あくまで希望的観測だが。 貝たちは元気ではあるものの、私はこの先を考えて大変落ち込んでいる。宇出津の生ワカメを毎度喜んで食べてくれているマツにも、本当に申し訳ない気持ちだ。