水温管理に苦労する。いよいよ本格的な冬の到来。

今朝の東京はかなり冷え込んだ。能登から帰ってきて10日ほど、ずっと東京は暑い暑いと思っていたが、いよいよここにも本格的な冬の到来だ。

最近は、テガルの水温設定を16度にしている。本当はもっと下げたいのだが、テガルが正常に動作する室温は16度以上とされているため、水温だけを極端に下げるのは難しいだろうと判断し、この水温設定で我慢している。

しかし、今朝は室温が12.4度まで下がっていた。これではテガルの動作も不安定になるおそれがある。巻貝たちの飼育の上で温度管理が最も大変なのはもちろん夏だが、意外とこの時期の温度管理も苦労モノなのだ。

ボトルのフタを開けると、何を思ったかタマキビたちはほぼ全員ボトルの淵近辺まで登ってきていて、同じ方向を向いてツノを出している。こんな光景は滅多に見ないので、少々心配した。そんな中、マツだけは水に近い小さな岩の上にちょこんと鎮座。

特にガラスに張り付いていたミドリのお腹が、体調が悪い時に見せるちょっと黒みがかった色になっていたので気になった。人間で言えば「血行不良」のような状態ではないかと、私は勝手に判断しているのだが。

ミドリは「寒くてこんなガラスになんか、張り付いていられない!」と思ったのか、すぐそばのマツの背中を借りて素早く岩の上に移動してしまった。その後は、体の半分を水に浸して寒さをしのいでいるようで、特段具合が悪そうな風でもなかったので一安心。

水温のほうが高いせいなのか、水嫌いで有名なタマキビたちにも、冬場はこのような光景がよく見られる。

↓冬場も頑張ってくれている、ゼンスイのTEGARU(テガル)。


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