スマートフォン・HTC U11のカメラ機能は、巻貝など小さな生き物の撮影には不向きかも。

先日、スマートフォンを買い替える時、カメラ機能は結構吟味したつもりだったが、マツたちのような小さな生き物を撮るのには、HTC U11はあまり向いていないような気がする。私が使いこなせていないだけかもしれないが。



  1. レンズの位置が微妙
    まず、レンズの位置が縁から遠いために、前の古いスマホで使っていたクリップ式のマクロレンズが取り付けできない。1センチ前後の巻貝たちの撮影には、マクロレンズがほぼ必須であるから、これはかなり致命的。

  2. ズームの撮影がしづらい
    マクロレンズが使えないならと、思いっきりズームしてみるのだが・・・明るさなどの調整がどうしても必要になり、それをしているうちにピントがズレるなど、操作がかなり面倒。生き物の撮影は一瞬一瞬が勝負。カワイイその一瞬をすぐに撮影できないのも、かなり致命的。

  3. 前の古いスマホ(P-02D)の写真のほうが何故かキレイ
    機能的には間違いなくHTC U11のほうが上のはず・・・なのだが、能登の風景なども含めて、P-02Dのほうが自然な感じでキレイに撮れる。

ただし、唯一、HTC U11がマツたちの撮影に向いている点がある。それは、

  1. 声でシャッターが切れる
    「はい、チーズ」とか「スマイル」とか「さつえい」などと言うと、手を動かさなくてもシャッターを切ってくれる。これは、海辺の撮影ではかなり役に立った。
    ただし、傍から見るとマツたちにカメラを向けて「はい、チーズ」などと言って喜んでいる私の姿は、かなり不気味なものとなってしまうのは間違いない。

そんなわけで、マツたちの撮影だけでも、P-02Dに戻ろうかと思案中である。このブログの冒頭の写真なども、もちろんP-02Dで撮影した。この当時はマクロレンズなどは持っていなかったので、普通に本体のレンズのままでシャッターを切っている。

6年も前の機種で、これだけきれいに撮影できるというのは、結構すごいことではないだろうか?

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