「潮の流れに乗る」

昨年末、できるだけ毎日ブログを更新しようと決めたのだが、年末年始はやはりいろいろと忙しくてタイミングを失って、結果的には「潮の流れに乗る」ことができなかった。

こんなブログでも何度も見に来て下さる方々がいらっしゃるというのに、大変申し訳ない気持ちでいっぱいのヌシである。マツたちはおかげさまで元気なので、どうかご心配なきよう・・・

年末の大掃除の顛末も、最終回の3回目をアップできないままになってしまった。区切ってアップしようなどとセコいことを考えたのがいけなかった。反省ばかりだ。

さて、「潮の流れに乗りそびれた」ついでに、今日はその「潮」に関する私の勝手な仮説について記したい。

この頃、昼間など気温の安定している時はテガルの温度管理下からマツたちのボトルを外し、初期の頃にそうしていたように「ヌシの部屋」に連れてくることが多い。マツたちも何故だかこの部屋に連れてくると、リラックスしている様子である。だから、リアルタイムでの観察がしやすい。

今日も先程、私の部屋に連れてきたのだが、マツたちはこのブログを書いている午後1時半現在、目下、「爆睡中」である。

ちょっとボーッとしているくらいなら、フタを開けてボトル内に響き渡るように声をかけると、背中で振動を感じるのか目を覚ますのだが、今は全く全員反応なしだ。名無しちゃんだけ、呼びかけにちょっと顔を上げたが、寝ぼけて何だかよく分かっていない感じで、またすぐに眠ってしまった。

午後の時間帯は、マツたちにとっては要するに「お昼寝」の時間なのだ。しかし、もう2年半近い付き合いであるから、どうやらその時間帯が毎日違うというのが分かってきている。1時間くらいのズレならば、ヌシが起きてカーテンを開ける時間の違いに影響されている、と言えるだろうが、どうもそれとは別の原因があるような気がする。

私の仮説は、「能登の海岸の潮の満ち干きと関係があるのではないか?」というものである。飼育を始めた3年前の10月末から11月はじめにかけて、彼らは夜などは実に規則正しく、一斉に「寝落ち」するので分かりやすかった。しかし、次第に時がたつにつれて、その時間もずれてきた。

ヌシの不規則な時間に合わせていて、体内時計が狂ったのか?と思っていたが、もしかしたら潮の満ち干きと関係があるのではと、マツたちの姿を見ていた知人(全くの素人で、おまけに完全な山育ちの方だが・・・)に言われて、一度調べてみたいと考えるようになった。

なかなか機会がなかったが、今日、ちょっと調べてみたら簡単に潮位予測表のデータが見つかった。今までどうして気づかなかったのだろう? これは気象庁が発表しているもので、能登でも何箇所か観測地点があるものの、マツたちの出身地に一番近いのは珠洲市長橋町のデータとなる。

午後1時の潮位予測は2センチ。午後2時が3センチとなっているから、午後1時半なら2.5センチくらいと思われる。想像でしかないが、普段海岸でマツたちの暮らしている場所には直接の波は来ないけれど、かと言って岩が干からびてしまうほどでもなく、ほどよく潮溜まりができている状態ではないだろうか?

毎日観察するわけにはなかなかいかないが、潮位予測表のPDFもダウンロードできたことだし、時々マツたちが爆睡しているところを見計らって、このデータと比べることを続けていこうと考えている。

読者の方々はすでに百もご承知のこととは思うが、もちろん全く科学的な根拠はないので、その点はあしからずご了承を。

珠洲市長橋町の潮位表(気象庁発表)
https://www.data.jma.go.jp/gmd/kaiyou/db/tide/suisan/suisan.php?stn=SZ

人気の投稿

ゼンスイ・TEGARU(テガル)レビュー:初日

イシダタミの飼育は難しい。

ゼンスイ・TEGARU(テガル)レビュー:2週間目