ヤンチャ、さよなら・・・

昨年後半は、ヌシの私にあまりにもいろいろなことがあり過ぎ、ブログの更新が完全に止まってしまった。仕方なかった面もあるが、今になってとても後悔している。

というのは・・・

6月、8月と能登旅行に一緒に行った後も、マツたちタマキビ5匹とイシダタミ1匹(ヤンチャ)はみんなとても元気で、昨秋は文字通り「食欲の秋」だったし、平和な日常になずんで、ブログで記録を残していくということから気持ちが離れてしまっていた。

しかし、そんな中、赤ちゃん貝の頃から3年間飼育を続けてきた、イシダタミガイのヤンチャとの永遠の別れが年末に突然訪れたのである。

今思えば、11月の末くらいから、ヤンチャにいつもと違った行動パターンが見られたのだが、私が呼べば(?)元気にツノを振っていたし、ギンバサ(ホンダワラの能登での呼び名)もよく食べていたし、こんなにあっという間に亡くなってしまうなんて、夢にも思わなかった。

ヤンチャの死亡推定日は大晦日。時間帯は分からない。前日の深夜(日付は大晦日)に、もう死んでしまったかに見える状態のヤンチャに必死で声をかけて5分ほど見守っていたら、「ヌシ、まだ生きてるよ! 大丈夫だよ!」とでもアピールするかのように、最後の力を振り絞って閉めかけたフタを開きながらお腹を動かして見せてくれたのが最後になってしまった。

翌日の昼頃に見た時には、もう動かなくなっていた。でも、死んでしまったかどうか、巻貝の場合はその場では分からない。年が明けて数日たって強烈なアンモニア臭のようなものがしてきて、初めて死を認めざるを得ないという、このプロセスが大変辛かった。今まで何度も経験してきていることのはずだが、赤ちゃんの頃から知っているヤンチャについては、その辛さの度合いは段違いだった。

12月に入り、ヤンチャが体調を崩したことに気づいたので、ジップロックの深いタッパーに移して看病を続け、1ヶ月弱がたっていた。その間、笑われるかもしれないが、私はろくに睡眠も取っていない。寝ている間にヤンチャに何かあったら、温度が急激に変わったら、といろいろなことが気になって、とても安眠できる状態ではなかった。

一時は、療養中のタッパーの中で能登のギンバサをたくさん食べ、フンもたくさんして、チャームポイントのクリクリした目を出してツノを振りながら歩くようにもなっていたので、持ち直してくれた、大丈夫だろうと思っていたのだが・・・

もうヤンチャが亡くなってから半月以上たつのに、ヌシの私はかなりの落ち込みから立ち直れず、日常生活すらままならない。いわゆる「ペットロス」状態なのだと思われる。したがって、今回の記事は、ヤンチャが亡くなってしまったというご報告のみに留めて終わらせていただきたい。

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