水が汚れて仕方がなかった原因が判明。

先日、能登旅行以来、水質維持に苦労していることを記事に書いた。

水質維持に苦労する日々~能登旅行以後~

ここのところ、ほとんど毎日ダイソーのジャンボスポイトで換水をしているのに、今日も仕事から帰ってきてボトルを覗き込むと・・・臭う。

疲れてはいたが、岩をどけてきちんと掃除してみようと決意した。

岩をどけてみてビックリ。今まで見たこともないほどの汚れようだった。エサの残骸が底砂の間に入り込み、それが水カビのエサになってしまっている始末。

汚れのひどいところを中心に、全体の8割くらいの水をジャンボスポイトで吸い込み、換水用のタッパーに移した。

本当なら全部の水を換えたいくらいだが、水質が変わってしまうのでそれはできない。しばらく汚れを沈殿させて、上澄みの部分をボトルに戻す形を取った。

1時間かけて掃除をしたが、それでもまだ、底砂には汚れが目立つ。近々、もう一度岩をどけての換水が必要になりそうだ。

そんなわけで、水が汚れて仕方がなかった原因は、

  1. しばらく岩をどけての換水をしていなかった。
    最後に岩をどけての換水をきちんと行ったのは、能登旅行に出かける直前だったから、1カ月以上が過ぎている。
    旅行中も旅行後も、ジャンボスポイトで岩の隙間から汚れを吸い取るだけの簡易的な換水しかしていなかった。
  2. 能登旅行中、いつもよりかなり糞の量が多くなった。
    能登の海で新鮮な藻をたくさん食べたので、糞の量がかなり多かったのではないかと思われる。
    実際、車と海岸の間を往復する際に、ボトルから出したマツたちを入れて運ぶタッパーの中には、海岸から帰ってくるといつも大量の糞があった。
    だから、海辺の散歩が終わってボトルに戻した後も、そのままたくさんの糞をしていたと思われる。
  3. 能登旅行中、車の振動で岩の上に置いたエサが底に沈んでしまった。
    そして、大量の糞も振動で底砂の中に大量に潜り込んだものと想像できる。
  4. 帰宅後、車の振動がなくなり、ほぼ止水になってしまった。
    水の動きがなくなったことによって、底に沈んだエサや大量の糞が、うまくろ過されなくなってしまった。
  5. エサのアカモクやぎんばさは、どうしても一部が底に落ちてしまいやすい。
    季節によってマツたちはエサの好みが変わる。夏はワカメをよく食べるが、寒い時期はアカモクやぎんばさのほうが好きなのだ。
    アカモクやぎんばさは細かい葉っぱがモサモサしているので、底に落ちやすいし、落ちても気づきづらい。

・・・といったところだろうか。

ここのところ、コンパクトちゃんが岩の一番高いところに上って、ほとんど身動きしないので心配していたが、水の汚れに耐えられなかったからかもしれないと思い至った。

よくマツたち、他の巻貝たちは我慢してくれていたものだ。

換水後、マツは久しぶりにガラスに大きなお腹を見せて張り付き、とてもリラックスしているようだった。

ヤンチャもここのところずっとボトルの上のほうで生活していたのだが、換水後はツノをピンと張り、意気揚々と水の中へと潜っていって水中で岩につかまり、もう出てこようとはしなかった。

【関連記事】
3日連続で掃除&換水して、ようやくニオイが消えた。(1)
3日連続で掃除&換水して、ようやくニオイが消えた。(2)

↓私が使っているダイソーのジャンボスポイトは、こんな感じの石油ファンヒーターの掃除用のもの。



↓もちろん、アクアリウム用に作られたジャンボスポイトも存在する。

人気の投稿

ゼンスイ・TEGARU(テガル)レビュー:初日

イシダタミの飼育は難しい。

ゼンスイ・TEGARU(テガル)レビュー:2週間目