ぎんばさ vs アカモク(2)

さて、前回に引き続き、マツのエサの嗜好についてである。前回はぎんばさの話しか書かなかったので、タイトルに何故「アカモク」とあるのか疑問に思われた方もあったかもしれない。

【関連記事】
ぎんばさ vs アカモク(1)

実は、昨年の今頃のマツの「マイブーム」は、過去記事にもある通り、宇出津産のアカモクであった。

【関連記事】
アカモク、モクモク。

だから、今年の2月の終わりから3月初めにかけての能登旅行(マツたちももちろん一緒だった)の際には、あちこちのスーパーを回ってアカモクの「メガ盛り」を買いあさって、そのせいで今も我が家の冷凍庫はアカモクだらけである。その結果、私自身の食べ物を保管する場所は・・・ほとんどない。

ところが、この秋、マツにぎんばさを食べさせた結果、アカモクをあまり食べてくれなくなってしまった。ぎんばさとアカモクは「ホンダワラ科」に属する親戚同士で、結構見かけも似ているし、エサとしては同じものとして扱ってもいいはずなのだが、今はアカモクをマツの目の前に置いてやると、

え~、これ、違う~。
ぎんばさが食べたいのに~。

という顔(どんな顔かはご想像におまかせ)をして、私のほうを黙って見上げる状態である。数日してもいっこうに新しいエサを入れてもらえないので、仕方なくマツは根負けしてアカモクを食べているが、その顔はいかにも面白くなさそうだ。見ているこちらも、何だか申し訳ない気持ちになってくる。

まあ、たしかにマツの言うことにも一理はあるのだ。それについてはまた次回。

【関連記事】
ぎんばさ vs アカモク(3)

↓石川県産のぎんばさ(ぎばさ、とも言う)。最近はあまり採れなくなってきているので、値段も上がり気味の様子。

人気の投稿

ゼンスイ・TEGARU(テガル)レビュー:初日

イシダタミの飼育は難しい。

ゼンスイ・TEGARU(テガル)レビュー:2週間目