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「死因が分からない」という、辛さともどかしさ。

ちょっと油断している間に、スガイの残り3匹のうち1匹が動いていないことに気づいた。岩の上に乗ったままでいる場合、基本的には軽く手でさわって岩にくっついていることを確認する。今回も確認したつもりだったのだが、岩にくっついているように思えただけで、実際には岩とボトルのガラスの間が狭かったので動かなかっただけだったようだ。 もっと早くに気づいてやれば対処できたのに・・・毎度激しい後悔に襲われる。特に具合が悪そうな感じでもなかったから、死因が分からない。寿命かもしれないし、そうでないかもしれない。原因が分からないから、どうしても自分のせいにするしかない。貝たちを飼っていて一番辛いのは、こうした原因の分からない突然死である。 フタを完全に閉じていても、まだ生きていれば背中(=貝殻)を優しくなでてやると頑張って顔を出す。その場合は、早めに対処してやるとまた持ち直すこともけっこうある。だが、今回は背中をなでても全く反応がない。もう駄目かもしれない。 ここのところ貝たちが相次いで死んでいる。原因はそれぞれ違うかもしれないが、冬の間、1匹も死なせず安定を保ってきたのに、ここ2ヶ月ほどでバタバタと死んでしまったので、ショックも大きい。原因が分かれば対処もできるが、それが分からないからもどかしい。  ←チラー式 vs ペルチェ式→ 

水位が足りない! アクリル容器の水量を3リットル追加。

カミハタ・リオプラス800は、やはり多少強すぎると感じるようになった。しかし、夏に本格的なチラー式クーラーを使いたいなら、最低でもリオプラス800以上の流量が必要だから仕方がないと思っている。この状況でできることと言えば、水量をできる限り多くして水流を少し穏やかにすることくらいだ。また、リオプラスシリーズにはエアレーションのできるパーツが付いているのだが、このパーツを取り付けても、ある程度の水量がないとうまくエアーが入り込まないということも分かってきた。 さらに今朝、真夏になったときの予行演習として、マツたちの入っている3つのボトルをアクリル容器の底を埋め尽くしている岩の間に置いてみて、どの程度容器内の水位が上がるかの実験もしてみた。すると、やはりアクリル容器の底面積が大きすぎるのか、思ったほど水位は上がらなかった。水位が上がらなければ、いくら容器内の水を冷やしてもその中に入っているマツたちのボトルまでは十分に冷えなくなるだろう。 マツたちのボトルは魚と違って水で満タンなわけではない。岩組みの頭を一部出し、そこで休んだりエサを食べたりできるようにしておく必要がある。しかもボトルのフタは基本的には閉まった状態であるから、上部の水のない部分の空気も冷やさなければマツたちはダウンしてしまうだろう。したがって、できるだけボトルの上部まで水に浸かるよう、かつ、ボトルが水没してしまわないよう、適度にアクリル容器内の水位を上げておかなければならない。 そんなわけで、これまでは6Lの水量で回してきたが、もう少し増やしてみることにした。マツたちのボトルを入れたまま、水位に注意しながら3L追加した。正直まだ足りないと言えばそうだが、取りあえずはこのくらい入っているとそれなりの水位に達する。ポンプの水流の勢いは相変わらず強いままではあるが・・・ これで合計9Lの水が、アクリル製容器の中で岩の間を巡っていることになった。記録として残しておく。

マツの大好物――「わかめ美人」

以前にも少し書いたが、生の海藻が手に入らない場合にマツが好んで食べるものの一つは「中国産乾燥ワカメ」である。輪島の朝市で手に入れた奥能登産の乾燥ワカメよりも、この日本全国どこでも手に入る安価なもののほうがはるかにお気に入りらしい。いや、もしかしたら生の海藻よりもマツのお気に入りかもしれない。奥能登から仕入れてきた生の海藻よりもこの乾燥ワカメを入れてやったときのほうが、即座に食べ始めるからだ。いったいその理由は何なのかマツに一度でいいから聞いてみたいのだが、さすがにこればかりは人間の言葉のしゃべれないマツから直接聞くことはできずにいて、大変もどかしい。 さて、私のように磯の巻貝を飼ってみたいとか、磯の巻貝がかわいくてかわいくて仕方がないとかいう「酔狂な方々」のために、今日はその製品名を具体的にご紹介しようと思う。製品名は「わかめ美人」というものだ。大きめのスーパーや、食品も扱っているドラッグストアならば、おそらく全国どこででも手に入る製品と思われる。もし近所の店には置いていないということなら、下記のリンクからアマゾンで購入も可能だ。値段も200~300円程度とお手頃である。100g入っており、私の場合はタマキビ5匹にメインのエサの一つとして与え続けているのに、半年たっても半分も減らないからコストパフォーマンスも最高である。 それにしても、この製品名がどうしても気になってしまう。マツは「美人」になりたいのだろうか? う~ん、分からん・・・ カルシウムなどの栄養分がかなり含まれているというのがウリの製品なので、マツの欲する栄養素がたくさん含まれているのかもしれない。もちろんマツだけでなくほかのタマキビたちも食べてはくれるが、この製品への食いつきっぷりが尋常でないのはマツだけである。

人工海水の作り方、半歩だけ前進(?)

これを前進と言うのかどうか・・・? ほとほと自分の不器用さと、手先を使うことに関する異常なまでの頭の回らなさに呆れているのだが、人工海水を一度に少しだけ多く作れるようになったので記しておく。 ことの発端は、先日、岩の藻を維持するために塩田の親方からいただいたアクリル製の容器を使って、水流ポンプで水を回し始めたところにある。もっと水は少なくていいと思っていたが、実際にはポンプを動かせる最低限の水位に持っていくのに6Lの海水が必要だった。 今までの私は飼育水の交換用にしか人工海水を必要としなかったから、せいぜい2Lも作り置きしておけば十分だった。2Lのペットボトルに2Lの海水を作るのは、キッチンスケールやボトルの容量の制限があって無理だから、毎回1Lずつ作っていることは先日書いた通りである。 6L必要となって、とてもじゃないが1Lずつ6本なんて無理だ!と思った。そのとき、ようやく気づいたのだ。1.5Lずつ作ればよかったのだということに。2Lだとたしかにキッチンスケールの重さの範囲を超えてしまうし、ボトルからもあふれてしまうが、1.5Lだったら重さも量れるし、1Lにつき人工海水の素を36g必要とするのだから、その1.5倍の54g入れればいいと分かる。 まったく小学生の算数みたいなところでつまずいていたのだから、自分の間抜けさ加減に呆れてしまう。何はともあれ、これで少しはまとめて人工海水が作れるようになったので、やれやれである。 ↓私の使っている人工海水「ジェックス・シーウォーター25」はコチラ。

シロちゃん(アラレタマキビ)の死を認めざるを得なくなった。やりきれない。

ここのところ本当にトラブル続きで、ずっとあちこちに電話で問い合わせをしたり、相談したりばかりである。中でも、たちの悪い某ネットショップに引っかかって、相手の表示ミスが明らかなのに、こちらが不当な要求をしているかのように言われてモメたことは、あまりにも間が悪かった。(ちなみにYahoo!ショッピングの某米穀商、つまり米屋) このやり取りの最中に「カツーン」という音がしてシロちゃんが水槽の底に落ちたのに、私はショップとのやり取りに必死になって、結果的にシロちゃんを見殺しにしてしまったのだ。シロちゃんは本当に生命力が強くて、私はひょっとするとマツと同じく最も長い付き合いになる貝かもしれないなと感じていただけに、その子が私のこんなどうしようもないゴタゴタの犠牲になってしまったなんて、あまりにもやりきれない。 性格も個性的で面白い子だっただけに、シロちゃんのいなくなった水槽はとても寂しい。先ほど仕事から帰ってきて水槽のフタを開けたら、貝が死んだときの臭いが漂い始めていたので、とうとうシロちゃんを水槽の外に出さなければならなくなった。シロちゃんが死んだ、という事実を突きつけられたのだ。 当分、立ち直れないと思う。私の身辺のトラブル続きもショップのことだけではないし、自分の生活だけで手一杯でも、やっぱりマツたちに対する責任をいつも感じながら生きている。それが重い。とにかく重い。もう何もかも投げ出したい。  ←チラー式 vs ペルチェ式→ 

イシダタミ飼育のコツ

イシダタミはエサが難しいと何度かこのブログでも嘆いているが、唯一コツがあるとすれば「一度にたくさん飼わないこと」に尽きると言える。結局彼らが好きなのは岩に生えた特定の藻だから、何匹もいれば簡単に食べ尽くしてしまう。一時は10匹近くいたのだが、3ヶ月ほどたったあたりから次第に大きいものから次々と力尽きてしまい、今は小さいのが3匹と中くらいのが1匹しかいない。そのうち小さいの1匹と中くらいの1匹は食糧が足りなくて痩せてきてしまったので、緊急避難的にマツたちタマキビの水槽に移してやったところ、すっかり馴染んで居座ってしまった。タマキビとはエサがかぶらないだけでなく、タマキビが水槽を適度に汚してくれ、それがイシダタミの好むエサとなるため、この組み合わせはわりとうまい具合に共生させられるようだ。 現在、元のイシダタミ専用の水槽には、1センチもない小さなイシダタミが2匹だけ。ちょっと寂しい感じだが、特段エサをやっていなくても、生えてくる藻だけで元気いっぱいに暮らしている。以前、残りの4匹を同居させていたときにはこんなに元気ではなかった。だから、十分なエサを供給するためには2~3匹にとどめておくのが一番よい対策だろう。それも、あまり大きな個体ではないほうがよい。彼らは大食漢だからだ。小さいイシダタミを2~3匹なら、生えてくる藻が足りなくなることは避けられる。長期的にどうかはまだ分からないが・・・ 岩崎哲也『磯の生物――飼育と観察ガイド』(文一総合出版,2005年)には、イシダタミは大きな個体のほうが丈夫とあるが、私の水槽では比較的小さな個体のほうが丈夫で元気に走り回っているし、長生きもするようだ。エサが限られていることと関係しているかもしれない。

夏の水温管理対策、ようやく第一歩。

シロちゃんのことで大変落ち込んで、もう何もしたくない気分だったが、残された貝たちのためにと、夏対策の第一歩をようやく具体的に踏み出したので記録に残しておきたい。 先日、カミハタ・リオプラス180というポンプを購入して、本当にこれでよかったのか迷っていると書いたが、今日、800と交換してもらってきた。800は流量が8L/分、つまり、480L/時である。これに変えた一番の理由は、クーラーの選定だった。ペルチェ式とチラー式のちょうど中間ぐらいのオリジナル過ぎる水槽の状態である私の場合、どちらを使っても適合するようなポンプを買っておいたほうがよいと考えたのである。 ペルチェ式だと一番小さなもので50~400L/時の間、チラー式だと同じく一番小さなもので300~900L/時の流量が必要だ。どちらを買うかは決めかねているし、できればしっかりしたチラー式を買って安心したいのだが、ポンプの流量が大きめとなるので、水槽の中が洗濯機のようになっては困ると不安だった。 そこで、流量が約192~480L/時の間で調節できる、リオプラス800を買ってみることにしたのである。もしこの最大流量で洗濯機になるようだったら、どう考えてもチラー式の導入は無理。ポンプを使ってみて判断しようと決心した。それで、取りあえず車で県境を越えて30分ほどのところにあるアクアリウムショップに行って、先日の180と800を取り替えてきた。 家に帰るとすぐに塩田の親方からいただいたアクリル容器にありったけのサンゴ砂を敷き詰め、その上に能登の海岸から拾ってきた藻のついた岩を置き、人工海水を大量に作って入れてみた。岩で埋め尽くすから大丈夫と思っていたが、想像以上に水量を必要とし、6Lほど入れてようやくリオプラスの本体が水没する状態になった。(リオプラスは、本体を完全に水没させて使わないと故障する) そして早速リオプラスを稼働。生まれて初めて水流ポンプなるものを使うので、最初はおっかなびっくりであった。リオプラスのいいところは、初心者でもいろいろと工夫して使えるように、本体以外のいろいろなオプションパーツが最初からおまけでくっついてくるところだ。その中には、ディフューザー(いわゆる「ブクブク」のエアレーション)のチューブも入っていて、なかなか気が利いている。 私の場合は、とにかく岩の間を水が常に...