「死因が分からない」という、辛さともどかしさ。
ちょっと油断している間に、スガイの残り3匹のうち1匹が動いていないことに気づいた。岩の上に乗ったままでいる場合、基本的には軽く手でさわって岩にくっついていることを確認する。今回も確認したつもりだったのだが、岩にくっついているように思えただけで、実際には岩とボトルのガラスの間が狭かったので動かなかっただけだったようだ。 もっと早くに気づいてやれば対処できたのに・・・毎度激しい後悔に襲われる。特に具合が悪そうな感じでもなかったから、死因が分からない。寿命かもしれないし、そうでないかもしれない。原因が分からないから、どうしても自分のせいにするしかない。貝たちを飼っていて一番辛いのは、こうした原因の分からない突然死である。 フタを完全に閉じていても、まだ生きていれば背中(=貝殻)を優しくなでてやると頑張って顔を出す。その場合は、早めに対処してやるとまた持ち直すこともけっこうある。だが、今回は背中をなでても全く反応がない。もう駄目かもしれない。 ここのところ貝たちが相次いで死んでいる。原因はそれぞれ違うかもしれないが、冬の間、1匹も死なせず安定を保ってきたのに、ここ2ヶ月ほどでバタバタと死んでしまったので、ショックも大きい。原因が分かれば対処もできるが、それが分からないからもどかしい。 ←チラー式 vs ペルチェ式→